403 Forbiddenエラーの原因、対処、解決法

当サイトは横浜の片隅在住のWeb屋、
ハンドルネーム:403が運営する個人サイトであり、
403エラーとは関係ございません。
(尚、403という名前は本名の苗字に由来します)

ですが、幸か不幸か最近、
サイト名の"403 Forbidden"で検索すると、
Yahoo!Googleで検索結果として
いい感じの位置に出るようになってしまいました。
一時期MSNでも。

で、恐らくこのエラーについて調べる中で
ふらりと当サイトにたどり着いた方が
数多くいらっしゃるのではないかと思いましたので、
Web屋の端くれとして、このエラーについて
分かる範囲でご説明させて頂きます。

※おことわり・・・
 尚、私の専門分野は企画・営業・制作ですので、
 細かいプログラムに関する質問を頂いても
 ご期待に沿えない可能性が高いです。

 恐れ入りますが、この場ではあくまでも、
 一般論についてのみのご説明とさせて頂きます事、
 ご了承ください。

"403 Forbidden"というエラーは、基本的に、
「あなたがアクセスしたページは、
 インターネット上には存在するんだけど、
  あなたには見せられないんだわすまんこって」
という意味です。

あなたが
「閲覧者」か、
「管理人または開発者」か、
「サーバー管理者」かによって、
エラーの対処法は異なります。

それぞれの場合をご説明しますので、
(私の分かる範囲でですが・・・スミマセン)
下記をご確認ください。

パターンA: あなたが「閲覧者」の場合

まずはあなたが行きたいと思ったサイトで、
上記エラーが出ていた場合です。
この場合、大きく以下の原因が考えられます。

a. サイトの制作者側の設定ミスによる障害
b. サイトがとても混雑している
c. URL(アドレス)が間違っている
d. 管理人から、あなたのアクセスが拒否されている

この場合、あなたは残念ながら、
今すぐにこのページに行くことが出来ません。
対処法として、以下を試してみてください。

1. 「とりあえず今は諦めて、管理人に聞いてみる」
a. の設定ミスの場合、恐らく制作者が
「なぁ~にぃ!やっちまったな!」という感じで
修正してくれます。男は黙って。(cf. クールポコ)

返事がない場合は、恐らく管理人が死んだか
サイトを捨てたかのどちらかです。あきらめましょう。

2.  「時間が経ってからアクセスしてみる」
b. の混雑している場合、とりあえず混雑が収まるまで
待つしかありません。
時間が経ってから再度アクセスしなおしてみましょう。
そこにはいつもと変わらないあのサイトが
待ってくれているでしょう。

もし一度アクセスできるようになって
またアクセスできなくなったら、
「この人気者!」と思いつつ笑いながら怒りましょう。
(cf. 竹中直人)

3. 「URLが間違ってないか、画面とメモを見つめ直す」
c.の場合、あなたが聞いたそのアドレスは、
間違っているかもしれません。
あなたがうっかりさんな可能性があります。

もし間違いがなかったら、
教えてくれた友達がうっかりさんな場合か、
友情関係に問題がある場合があります。

前者なら、「このおちゃっぴいめ☆」と
一言たしなめて、笑って済ませましょう。

後者なら、思わぬすれ違いがあったのかもしれません。
あなたが相手のもし連絡先を知っていれば、
折を見て電話かメールをしてみましょう。
事の次第によっては喧嘩になるかもしれませんが、
「雨降って地固まる」というように、
再び友情が生まれる事もあります。

あなたが悪い場合は、素直に謝る勇気が必要です。
この場合、手紙や贈り物などで
素直な気持ちを伝えるのも有効です。

4. 「自分の行動を振り返ってみる」
胸に手を当てて、考えてみましょう。
d.. は実質、管理人からの三行半です。
そのサイトか実生活で何か、管理人や他の常連の
迷惑になるような事をしませんでしたか?

もし思い当たる節があり、反省の心があれば、
素直に管理人にお詫びをし、
同じ間違いを二度と繰り返さないよう
心に誓いましょう。

思いが伝われば、そのサイトへの扉は
再び開かれる事でしょう。
もし思いが伝わらなくても、教訓として
他で同じ過ちを繰り返さないように
気をつけましょう。

パターンB:あなたが管理人または開発者の場合

次にあなたがサイトの管理人、
または開発者である場合です。
恐らくプログラムの設置や設定に、
ご苦労されていらっしゃる事と思います。
心よりご同情申し上げます。
この場合の原因のほとんどは、下記となります。

a. パーミッション(権限・属性)の指定が間違っている
b. 設置場所が間違っている
c. .htaccessの設定がおかしい
d. サーバー管理者、もしくはプロバイダーのせい

この場合の対処法は、以下の通り。

1. パーミッション(権限・属性)が間違っている場合
このエラーの多くはa. が原因です。
特にフリーcgi等を設置される方で、
設置に慣れていない方は、まずa. を疑ってみてください。

解決法は、まず設置したプログラムに関わる
全てのファイルのパーミッション(権限・属性)が、
開発者の指定どおりになっているかを確認します。
なっていなければ、その通りに直して
再度アクセスしてみてください。
直すには、FTPソフトなら、該当ファイルを
右クリックすることで大抵変更できます。

もし間違っていないのに403エラーが出る場合は、
サーバー管理者・プロバイダー側の指定する設定が
違う場合があります。
その場合はサーバー会社のサイトか
プロバイダーのサイトに方法が記載されていますので、
そちらを参照してみましょう。

ちなみに、一般的には、

 ・.cgi等のプログラム系は755、705等(実行権限)
 ・.log、.cgi等のデータorロック系は666等(書込権限)
 ・.jpg、.gif等の画像ファイル類は644等(呼出権限)

が必要です。
最悪、777から徐々に下げていくという手もありますが、
セキュリティ上のリスクがありますので、
最低限のパーミッションに抑えましょう。

ヤバい、ボケれない。

2. 設置場所が間違っている場合
レンタルサーバーや、プロバイダーの
Webスペース等を借りている場合に
起こりやすいエラーです。

上記の場合、時々サーバー管理者が
プログラムの設置場所を制限している事があります。
指定する場所以外に設置していると、
403エラーが発生します。

この場合は、
まずサーバー会社やプロバイダーのページで
設置できる場所を確認、そこにアップロードし直し、
1. で書いたパーミッションを設定しなおす事で
問題を解消することが出来ます。

この時、プログラムの呼び出し用タグ
(aタグ、imgタグ、javascript、SSI等)のURLも
あわせて直すようにしましょう。
(直さないと、404エラーが出ます。)

また、元あったプログラムのディレクトリ構造を
崩さないように注意し、
プログラム内にURLを書く必要がある場合は、
そこも直しましょう。
(これを間違うと501エラーが出ます)

ちなみに、お使いのプログラムがcgiで、
サーバーにcgi-binという名前のディレクトリがあれば、
そこを設置用ディレクトリにしていることが多いです。
試しにおいてみましょう。

あーあーあー、ボケれませんごめんなさい。

3. .htaccessがおかしい
上記二つの問題をクリアして、
尚403エラーが出る場合で、
もしあなたが.htaccessをいじる事が出来れば、
その中の設定がおかしい場合があります。

.htaccessで、特定ディレクトリや全体への
アクセスの禁止や、制限を行っていませんか?
一部でもアクセスが禁止されていると、
誰かに必ずエラーが出ます。

というか.htaccessを理解している人なら、
多分言うまでもなくこの点を疑って修正できると
思いますが。。
出来なくても、ここまで突き止められれば
具体的な方法はググれば出ますです。

尚、そんなファイル見当たらないよ!という方、
サーバー管理者、プロバイダーの制約で
.htaccessがあなたから操作出来ないように
設定されている場合があります。
その場合は、お使いのサーバー管理者、
プロバイダーにお問い合わせください。

ボケるの諦めますた
(´・ω・`)

4. サーバー管理者、もしくはプロバイダーのせい
上記.htaccessもそうですが、
その他、サーバー会社やプロバイダーが
何らかの制限・限定をしていたり、
プログラムを使うためのエンジンに必要な
部品(プラグイン)が足りていない場合があります。

この場合は、使用するプログラム自体の記述や
プラグイン自体、フリー・シェアcgiなら配布元について
サーバー会社・プロバイダーに問い合わせ、
対応・非対応を確認してみましょう。

対応していなければ、あなたがお使いのサーバーには
設置することが出来ません。
移転を検討するか、環境に対応するプログラムを
作成・検索するか、諦めるかの判断をしましょう。
人生、諦めも肝心です。

パターンC:あなたがサーバー管理者の場合

ここまでくると、実はもはや私の専門の域を
完全に超えるのですが(爆・スンマセン・・)
とりあえず、

・上記全ての原因をあたる
・.htaccessの確認(アクセス制限、AllowOverride等)
・ApacheとかLinuxとかのエラーや設定を確認

って当たり前ですか。。。
すいません、出すぎた真似を~!!

以上、解決の一助となれば幸いです。
他にも検索すると、詳しいサイトが色々と
出て来ますので、
そちらも参考にしてみてくださいね☆

また、文中に誤り等ございましたら、
直ちに修正いたしますので、
ご指摘いただけましたら幸いです。

おわり!

「403 Forbiddenエラーの原因、対処、解決法」への6件のフィードバック

  1. Forbidden

    You don’t have permission to access /php.cgi/dwarf/kobito10.html on this server.

    Additionally, a 403 Forbidden error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.

    これは”あんたにはみせないよ~!”ってことでしょうか?

    お気に入りの”こびと牧場ゲーム”ができなくなって恋人にふられたみたいに、がっかりです。説明くださって、良くわかったような気がしたのですが、ぼんやりしているので教えていただけるでしょうか?
    うちのpcがウィルス感染していた時期(対処済み)に閲覧した可能性も、原因でしょうか?でも良く考えたら新しい、生まれたての、スマホからも閲覧できません。ちなみに海外からです。初歩者ですみません。

  2. ちなみに、xpからウィンドウズ7に変えた後に閲覧できなくなりましたが、これも関係あると思われますか?

    1. 山さん
      コメントありがとうございます。

      403エラーですが、特定のユーザーを意図的にアクセス禁止にするケースはあまりないと思います。
      どちらかというと、サイト側のシステム的な不具合であったり、リニューアルでアドレスが変わったり、OSのバージョンをアップしたら対応しなくなったりというパターンが多いです。

      まったくの推測ですが、”/php.cgi/dwarf/kobito10.html”というページが、リニューアルなどによりアドレス変更になって消えたのでは?と思っております。

      なので、

      ・サイトのTopページにアクセスして、そこからたどりなおしてみる

      ・別の端末からアクセスしてみる
       (携帯とか、Macを使っている知り合いのパソコンとか)

      などを試してみてはいかがでしょうか。
      すこしでも手がかりになりましたら幸いです(´ω`)ノ

  3. jfgkldfjgkldfjglkdfjgklfdjglkdfj より:

    Wikipediaに当ページのLink有り

  4. ホームページエラー403Forbiddenで、属性を変更したら元に戻りました。ありがとうございました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください