「恋」という世界線

星野源と同い年です。
彼の活躍をテレビなどでみるにつけ、

ああ、
僕にもこの歳になって

「恋」

というタイトルの曲をリリースして、
ダンスなどで人々に楽しんでいただける
そんな世界線があったのだろうか?

そう思うわけであります。

そんな人生に憧れる。でも、あまりに遠い。
だからこうして文章にして、
きままなる空想の旅に出るわけです。

そう、気分は萩原朔太郎の『旅上』。
いささか季節外れですが、とても好きな詩のひとつ。

—–

ふらんすへ行きたしと思へども

ふらんすはあまりに遠し

せめては新しき背広をきて

きままなる旅にいでてみん。

汽車が山道をゆくとき

みづいろの窓によりかかりて

われひとりうれしきことをおもはむ

五月の朝のしののめ

うら若草のもえいづる心まかせに。

—–

みなさんの「ふらんす」はどこですか?
よければ教えてください。

そんなこんな、今年もマイペースに書いていきます。
変わらぬご愛顧のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。

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