Yes

出会ってしまいました。

昨日の日記にも書いたけれども、
先日行ったバーで、
マスターに聞かせてもらったバンド。

イギリスのプログレッシブロックのバンド、
"Yes"。

・・・って、プログレの世界では超・有名バンドなので、
皆さんの中には、「知ってるよ」って方も
いらっしゃるかもしれないのですが、
僕は名前を何度か聞いたことがある位で、
実際の演奏を聞いたのは、初めてだったのです。

バーでマスターに聞かせてもらったのは、
"Fragile"、"Close to the Edge"という
2つのアルバムで、今日そのうちの"Fragile"を
入手したのだけれども・・・。

これが、良い。
すごく良い。

Fragile
Yes

どこが良いかって、このアルバムの持つ
音楽の方向性、世界観。

全体的には、いわゆるロックの中に、
クラシック的様式美が内包されているというか。
かと思うと、どこかビートルズ的な部分もあり・・・
それでいて全く違和感なく、古くさくなく、
1972年の録音とは思えない新鮮さを感じるという、
独特の世界観。

ヴォーカルとコーラスの織り成す和声、
キーボードとギターが作り出す緻密な世界観、
ベースの持つ凶暴性、
ドラムが刻むスマートなリズム、
それぞれが綺麗に絡み合っており、
とにかく素晴らしい。

特に気に入ったのは、
ギターのスティーブ・ハウと
キーボードのリック・ウェイクマンの2人の
完成された絡み。めっちゃカッコいい。

そこに美しいヴォーカル、コーラスが乗っかり、
ベースのブリブリ・超攻撃的サウンドが
「味」となって加わっているというか。
とにかく、聞いていて心地よいです。

曲としてカッコいいなーと感じたのは、
Track. 1の"Roundabout"、
Track. 6の"Long Distance Runaround "、
Track. 7の"Fish (Schindleria Praematurus)"。

聞いたことがあったのは、
Track.9の"Heart of the Sunrise"。
ヴィンセント・ギャロの映画"Buffalo ’66"の挿入歌です。
聴いた瞬間、「ビリーが銃を撃つシーンだ!」と、
すぐ思い出しました。
確かCMとかにも使われていたような。
もちろん、この曲もカッコよい。

上のAmazonのリンクで試聴が出来るので
よければ聞いてみてくださいな。

てなわけで、そんな素晴らしい音楽との出会いが
あったのです。
マスター、ありがとう。

プログレの世界、侮りがたしです。
引き続きWatch(Listen?)して、
良い音楽を発掘していきたいと思います。

おわりー。

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