干物女

今クールのドラマ、『ホタルノヒカリ』。

その作中に出てくる「干物女」という言葉、
これ、ドラマが面白くてヒットすれば、
今年の流行語に選ばれるのでは？と思っています。

※干物女とは・・・
20代（もしくは世間一般的に華やかな生活を送っているだろうと思われる世代）で恋愛を放棄しているような生活をしている女性のこと。
(はてなダイヤリーより引用・参考：Wikipediaの解説)

こういったタイプを「干物」と例えるセンスは秀逸ですし、
シチュエーションごとにパーツとして切り取れば
「あぁ、あるある(苦笑)」という感じで、
共感は得られやすいでしょうし。。
うまいなー、と感じます。

ちなみに、対義語として「ステキ女子」という言葉を
仕掛けとして用意するのも、上手。
「ステキ○○」という言葉には、特にネットの世界では
本来の「素敵」以上の意味が含まれていますしね。。

そう、なんとなーく皮肉チックな、下から目線な感じ。
（この感じは、何が起源なのだろう？マサルさん？）
この言葉が、「干物女」の「干物」っぷりを強めています。

そういう部分も含めて、すっごーく上手だと思います。

てなわけで、もう1回言いますが、
「干物女」は、今年の流行語に選ばれる！！
と、断言してもよいでしょう。
もしならなかったら、
ワタクシ403がリアル干物の変死体に・・・なりません。
誰が得するんじゃい。

ちなみに、原作者のひうらさとるさんは、
ご自身のブログで以下のようにおっしゃっています。

(以下引用)

たまたまお話の流れで出てきた言葉なので私にはそんな

違和感ないんだけどこれだけ聞くとぎょっとする人が

多いみたいですね。

なんか…すいません。キーワードのとこにもちょっと

書いたけど決してそんな女の子たちを責めるための言葉の

つもりじゃありません。

(中略)

蛍は5年彼氏がいなくてもなんも気にしません。

おしゃれで自己表現しようともしません。

腹肉に1年間も気がつきません。

今はトラウマに向き合ったり、自分探しを追求する深い物語が

多いけど、一人くらいこういうのん気な主人公がいても

いいんじゃないかなあと思って描いています。

「蛍アホだな～」と笑いながら大変な毎日、少しでも元気に

なってくれたら、うれしいです。

なるほどー。スローだ。

でも最近、こういうテーマって増えてきてますよね。
「自分らしく」というか、「ゆるゆると」というか。
なんだかロハス的なというか。
(ロハスってまだ流行ってるんでしょうか？)

忙しくてストレスフルな現代への
アンチテーゼなのでしょうかね。どうなんですかね。
ううむ。

まぁ、当サイト"403 Forbidden."も
なるべくスローに、ゆるゆると、時々ハードボイルドに
お送りしていこうと思っておりますよ。
なんせ管理人の403が干物男なもので(^^;ヾ

ちなみに個人的には、
ドラマのタイトルが「ホタルノヒカリ」なのに
オフィシャルサイトのURLが

てな感じで、"～/himono/" なのが
ちょっと面白かったです。マニアック。。(￣▽￣)
ちなみにサイトには、
干物度チェックなるものがありますよー。
やってみてー。

おわり。