月: 2005年6月
制作マンと言えど
バンド練が終わって、ファミレスで一服して、
ドリンクバーのコーヒーを飲み過ぎてふわふわした頭に
ふとよぎったのが、上の言葉でした。
時間は午後五時、解散直後。
帰るにも遊ぶにも半端な時間。
こういう時に、気軽に呼び出せる相手もいないので、
ぶらぶら歩きながらひとり、沈思黙考を続けることにしました。
最近、「持てる技術の向こう側」のことばかり考えています。
自分は~ができる、うちの会社には~のノウハウがある。
自分を含めた世の制作の人は、
その段階で止まってしまうケースがとても多い様に思います。
とすれば、それをどうすれば売れるのかという点を考えた上で
動ける制作は、より強いに違いない、と思うのです。
技術は、まずはお客さんの抱える問題があって、
それを解決するという、その上にあって初めて
活かされなくてはならない。
お客さんの「ありがとう」は、向こうの「欲しいもの」を
こっちがしてあげて、初めて出る言葉。
向こうが欲しがってもこっちが提供できなければ
もちろん「ありがとう」とは言われないし、
向こうが欲しがらないものを、こっちができるからといって
してあげても、「ありがとう」は出ず、
単なるおせっかいになりかねない。
…当たり前のことですが。
だから、お客さんの欲しがるもので、
うちだから提供できるものを、
制作マンならではのクリエイティビティを発揮して
考えたいと思っているのです。
逆に、蓄積したいノウハウも、中長期的にお客さんと自分達、
双方のためになるという視点で考えていきたいと
思っております。
できれば、「労少なくして実り多い」形で。
なかなか難しいですが(^-^;
とりあえず、自分は“考える”に寄り過ぎる事が多いので、
あたって砕けろ位の意気込みでやっていこうかと。
それこそ、いらん理性の追いつかない位のスピードで。
がんばります。
…え?403って制作マンだったん?ってツッコミは
なしでお願いします。
制作マンですよっ。一応。