the Matthew Herbert Big Band / Goodbye Swingtime

てなわけで、今日もまたレビューをば。
打ち込み系を書いていくといいながら、いきなり裏切ってビッグバンドネタです。
バンドリーダーはエレクトロニカの人ですけどね。

the Matthew Herbert Big Band / Goodbye Swingtimethe Matthew Herbert Big Band / Goodbye Swingtime
Label: Accidental

イギリスのエレクトロニカ・DJシーンをリードする天才音楽家、マシュー・ハーバートによるビッグバンド作品。電子音楽畑の人がビッグバンドのサウンドをどう料理するんだろう? メンバーはフルのビッグバンド編成だし・・・という点が主に気になって購入。

マイルス・デイビスのようなアプローチ? と予測して聞いてみたのですが、見事に裏切られました。どちらかというと、ビッグバンドを媒体とした現代音楽という表現のほうが的確かもしれませぬ。物によってはメロウなボーカル物、物によってはビッグバンドのサウンドをサンプル・再構築した前衛的作品・・・というように、楽しめます。

最初は耳のチャンネルをジャズに合わせた状態で聞いていたので違和感がありましたが、テクノやフューチャージャズ等に耳が親しんでから再聴したら、実に複雑かつ緻密な作品であると再発見。それ以来ヘビーローテーション入りであります。

なんとなく、夜に部屋を暗くして聞きたい一枚です。

あ、
余談なんですが、
これ、ダブっちゃいました。2枚買ってやんの。

てなわけでこちらのCD、ご興味ある方のうち先着1名様に差し上げます。
詳しくはコメントか、直接本人にお申し付けください。

とほほー。

おわり。

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