エイプリルフールに思い出す詩

というと、アレですよ、アレ。

みなさんも思い出すのではないでしょうか?
あの詩を。

ちなみに、
シオミの大学時代の専攻は詩であります。

一応ね。
というわけで、その詩をご紹介。

ウソ 川崎洋

ウソという鳥がいます
ウソではありません
ホントです
ホントという鳥はいませんが

ウソをつくと
エンマさまに舌を抜かれる
なんてウソ
まっかなウソ

ウソをつかない人はいない
というのはホントであり
ホントだ
というのはえてしてウソであり

冗談のようなホントがあり
涙ながらのウソがあって
なにがホントで
どれがウソやら

そこで私はいつも
水をすくう形に両手のひらを重ね
そっと息を吹きかけるのです
このあたたかさだけは
ウソではない と
自分でうなづくために

余談ですが、
エイプリル・フールといえば、はっぴいえんど。

素直な自分でありたいものです。

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