求人原稿の書き方

三日坊主にならないように。
今日も書きます。僕です。

ここのところ、とある縁で、10年近くぶりにボリュームたっぷり目の採用広告というものを制作しております。

今日はそれについての話とか、コツとか、ガンタンクの話とか。

求人広告の代理店で制作なぞしておりますと、ともすれば日々何件何十件もの求人原稿に触れる機会があるので、怒涛の忙しさでつい流れ作業になってしまいそうになってしまいそうになってしまいそうになってしまいそうです。

が、そんな時に思い起こすようにしている、ひとつの、すっげえ大事なことがあって。

それは、

「どんな採用広告も、誰かの人生を左右し、その重大な一部分となりうる」

ということです。

いま作った原稿のその先にいる人の、向こうしばらくの人生の核になるのが、仕事。

その接点となるのが、採用広告。
いわば、僕たちは人の人生を左右している。

特に通年で採用に関わると、どうしても人数とか、金額とか、費用対効果(採用単価)といった数字に目が行きがちなんですが、その人数、それぞれにそれぞれの人生がある。

そう考えると、どんなに短納期でも、どんな会社や仕事なのかとか、間にいる我々がきちんと知らないといけないなーって。

で、きちんと頑張ってヒアリングして、原稿を作っていけばいくほど、だいたい、その会社のことが好きになるんですよね。

めっちゃいい会社じゃん!と。

(※逆にそうならない場合は、きっとどこかに課題がある。)

自分が求職者だったら、きっと働きたくなる。そんなレベルまで愛を高めてから、ガーッとやる。

広告とはラブレターである、なんていいますが。まさにそれで。

我々はラブレターの代筆屋であり、妄想と疑似恋愛の天才であり、引っ込み思案なあのコの代わりにそのコの想いを伝えられる。そんなやつだと。それを信じて。涙を超えていこう。なくした過去に泣くよりは。

んで、これまたラブレターと一緒なんだけど、ウソや虚飾書いても絶対にバレて、長続きしないし誰もが不幸になるので、ありのままを包み隠さず書く。書くべし。やや内角を狙い、えぐりこむように書くべし。

ありのーままーのーすがたみせるのよー
これでーいいのーじぶんをしんじーてー

新横浜駅のスタバで作業してると向かいのビックカメラでエンドレスでずっとリピートで流れてるので観てないのに覚えます。覚えました。多分合ってる。

邦題は「ありの」がいいんじゃないのか。

…多少脱線しましたが

あっ、ウソ書くと職業安定法違反で罰せられたりするよ

そんなことを考えつつやっていたなーと、思い出しました。やりながら。

んで伝え方は様々なので、その辺を踏まえれば固くならずに色んな飛び道具使ったほうが面白いんじゃないかなと思うます。

これまでが固すぎただけで、いろいろなことが試せると思う。マス広告は色々な手が試され尽くした感があるけど、求人広告はもっと面白くできる。きっと。

そういう意味では、最近は採用業界のクリエイティブは、なんだか面白くなってきていると思うです。

細かい話はまたなんかの機会に。

あーあとガンタンクの話ね。

 

そのビックカメラのガンプラコーナーにあったPOP。 

 

こんなのもあった。

これも愛なり。ラブレターなり。

ただ1st.ガンダムのコーナーにしか手書きPOPがなかったのできっと1st原理主義者。偏愛なり。

そして僕も愛が欲しいです。

今日はこの辺で。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください